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川瀬 啓一
放射性物質の吸着・除染および耐放射線技術における材料・施工・測定の新技術, p.600 - 612, 2014/11
2011年3月11日に発生した平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震は、日本での観測史上最大の地震であり、東北地方を中心とした東日本に甚大な被害をもたらした。この地震に伴う原子力発電所の事故よって環境中に放射性セシウムなどの放射性物質が放出され、環境の汚染が生じている。放出された放射性物質による人の健康や生活環境に与える影響を速やかに低減することが求められている。本報告では、今回の事故により原子力発電所から環境中に放出された放射性セシウムを主とする放射性物質(核種)を生活環境から取り除き、住民の放射線被ばくを低減化するための除染作業における注意点、除染作業員の安全確保について、内閣府からの委託事業として日本原子力研究開発機構が実施した「福島第一原子力発電所事故にかかる避難区域等における除染実証業務」で得られた知見を中心に、これまでの除染現場で経験した注意点等について紹介する。
永野 哲志; 三田村 久吉; 柳瀬 信之; 長縄 弘親; 安田 健一郎; 山口 裕顕*
放射性物質の吸着・除染および耐放射線技術における材料・施工・測定の新技術, p.400 - 408, 2014/11
水試料中の放射性セシウム濃度を迅速・簡便に評価する方法として、セシウム吸着ディスクとGMサーベイメータを組合せたその場測定法を考案し、福島県伊達市富成小学校の屋外プールの除染作業に応用した。本稿は、技術情報協会の依頼を受け、本測定法を一般の人向けに解説したものである。